人気ブログランキング | 話題のタグを見る


猫のように気ままに生きたい人間の日常生活


by 酒とゴルフと愛猫と

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

ブログパーツ

カテゴリ

山歩き
つぶやき

ゴルフ
愛猫
お遍路

以前の記事

2016年 04月
2014年 04月
2013年 03月
more...

タグ

(15)
(12)
(12)
(11)
(8)
(6)
(5)
(4)
(4)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(2)
(2)
(2)

最新のトラックバック

その他のジャンル

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧

脊振山系 西山 縦走

いつも出かけている「脊振山系」で気になる所(山)がある
小爪峠から金山にかけて、縦走していると東側に少し低い山がある
この山がなかったら縦走しながら、福岡市内が一望できるのにと思う

山の本見ても、2万5千分の1の地図みても、山の名前が出てないし
当然、山の名前がわからないので、ネットでも検索しようがない

じゃ、実際行ってみるかと思うが、ルートがまったくわからない
「2万5千分の1の地図」には、三角点の印はあるし、頂上までの破線だけはある
とゆうことは、三角点まではいけそうだ

そのまま引き返しても面白くないので、縦走路へ行ってみたい
でも、その先の金山までの、縦走路への道が地図上にない
地図上で500mぐらい、藪コギでもして、直登ぼりすれば稜線に出そう・・・

11月25日 快晴の日 行ってみた
目標地点↓
脊振山系 西山 縦走_f0036700_1431095.jpg

でも、どんな状況になるかまったく検討がつかない
なので、「ビバーク」できるように最善の準備をする
GPSなどもっていないので、アナログ的だが自前の赤テープも持っていく
それと、1泊分の食料と、家財道具一式持参である(ただ「B-6君」は留守番)

7:20 椎原登山口に車を止めて出発
気温2℃である (もうこんなに寒くなったんですね)
脊振山系 西山 縦走_f0036700_1437840.jpg

しかーし、一番かとおもったが、すでに先客が
この車の主は何処に上っているのかな?
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14371858.jpg

駐車場に真新しい案内看板が
そういえば、最近こちらからは登ってないな~
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14372655.jpg

椎原集落までもどり、ちょっとショートカットして
椎原川に沿って「西集落」?まで行く
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14373616.jpg

見えてきた、今回の目標の山
外見から想像するに、まっすぐの上りだけのよう
頂上まで植林されているから、作業道ぐらいはあるだろうと思う
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14374559.jpg

途中、振り返ると気持ちのいい空に、「油山」がくっきりと浮かぶ
朝日の影で「稜線」が、ひだひだに見えて面白い
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14375431.jpg

途中、作業をされている初老の方と挨拶して
「あの山登れますか」と聞くと
「多分、大丈夫じゃよ」と、地元なのに知らないのかな?多少不安
とりあえず、上り勾配の道を確たる自信も無く進む

9:20 舗装道路の終着点につく
右か、左か?さっそく迷う
右にテープが巻いてある木があるので、そちらにすすむ
脊振山系 西山 縦走_f0036700_1438620.jpg

最初は、こんな感じで植林帯をズンズン登る
ただ、テープは所々きちんとあり、踏み跡もはっきりしていて、全然心配ない
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14381679.jpg

10:05 稜線にでた
稜線上部近くに、立ち枯れした古木が佇んでる
りっぱな木で、思わず見入ってしまう
あんまり人が来ない、こんなところで何日ぶりの、人間との対面なんだろうと思う
脊振山系 西山 縦走_f0036700_1438263.jpg

振り返ると、やっぱりこちらからの眺望は
「福岡市内」がはっきりみわたせる 予想どうり!
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14383219.jpg

少し勾配が緩くなってきて、今度は藪こぎに突入
この時期だからよかったが、夏だった最悪でしょう
背丈以上もある木が絡みあっていて、手足に絡みつく
リュックが邪魔で歩きにくい、靴の中や首筋に、葉っぱが入ってくるので、
なかなかすすまない、思わず「ウリャーーー」「くそー」とか変な声が出てしまう
これこそ「藪こぎ」の醍醐味って感じです
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14384124.jpg

10:30 いきなり 平坦な樹林帯に出た
人が立ち入っていないので、フカフカの落ち葉道が続く
っが、そのかわり踏み跡がわかりずらい
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14385035.jpg

10:35 明るい場所にでた 多分「峠」部分と思われる
地図だと少し西方角に「三角点」がある
ここではじめて標識に「西山」方向とある
(そうなんだ、その山は西山なんだーっと初めて知る)
しかもそちら方向にはテープがある そちらにすすんでみる
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14385928.jpg

すすむこと10分 10:45 西山 到着
ここまではほとんど踏み跡わからず、テープだけが頼り
ありました「三角点」しかも標識もきちんとありました
脊振山系 西山 縦走_f0036700_1439940.jpg

816m 間違いなく頂上 「西山」制覇
ちゃんと標識まであり、ありがたいです
眺望はまったく望めず、木に登り、枝の間からかすかに金山を確認できた
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14391810.jpg

また、さっきの「峠」まで引き返す
っが、踏み跡がわかりずらく、テープも逆だとわかりずらく
なかなかもとの場所に戻らない、何度となく戻ったりして、なんとか到着

11:10 少し早い「昼食」
今日は奮発して、「おにぎり」に「インスタントラーメン」付き
「ビバーク」用に持ってきたのを食べちゃいました
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14392770.jpg

11:40 暖かな日差しの中 気持ちいい落ち葉の上でくつろいで
コーヒー飲んで、しばらく自然と一体化
いよいよ対岸の縦走路へ出発
でも、そちら方向への踏み跡もあり、きちんと登山道があるみたい

気持いい巻き道を、しばらく行くと、
おそらく小爪峠近くのピークだと思われる所が見えてきた
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14393285.jpg

しばらく下り、途中の分岐 またまた迷うが、案内表示に
かすれているが、「縦走路」と「坊主川」と読み取れる
迷わず「縦走路」の方へ
脊振山系 西山 縦走_f0036700_17135786.jpg

こんな感じでかすかに読み取れる
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14395199.jpg

分岐からのは、急な勾配の稜線である
テープがしっかりあり、そんなに気をつかわずに行けた
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14395789.jpg

11:55 稜線上部 到着
このあたりは、笹が生い茂り 踏み跡がわかりずらい
フラットなピークの上で、テープも無く 
一瞬 どの方向へ行けばいいのかわからない
その場でキョロキョロして、多分そちらだろうと思われる方向へ行く
脊振山系 西山 縦走_f0036700_1440733.jpg

っで、でました!縦走路
ここかーって感じです
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14401735.jpg

縦走路方向よりの撮影
標識には「西山」の案内は無し
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14402538.jpg

縦走路にでたら、一安心
すっかり「葉っぱ」の落ちて、明るくなった道をのんびり歩く
脊振山系 西山 縦走_f0036700_1440309.jpg

12:10 小爪峠 到着
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14404613.jpg

12:20 猟師岩山 到着
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14405210.jpg

12:45 鬼ケ鼻岩 到着
毎度おなじみの、岩の下覗き込み
すっかり葉っぱ無くなっていました
脊振山系 西山 縦走_f0036700_1441142.jpg

遠くに、そこだけ色が違う部分発見(なんだっけ?)
脊振山系 西山 縦走_f0036700_1441939.jpg

13:00 椎原峠 到着
このまま下ってもいいが、まだちと早い 縦走路を脊振山へ進む
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14411550.jpg

途中、久しぶりに「唐人の舞」へ立ち寄り
歩いてきた、縦走路を振り返る
脊振山系 西山 縦走_f0036700_1441269.jpg

14:00 矢筈峠 到着
脊振山へ向かおうか迷ったが、往復1時間はかかる
先週の件もあるので、今回は早めに切り上げるとする
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14413270.jpg

車谷の川沿いの落ち葉
まるで、千代紙をぶちまけたようなあり様
(カメラが悪いのか見た目以上に表現できてませんね)
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14414162.jpg

15:00 椎原登山口到着
脊振山系 西山 縦走_f0036700_14414832.jpg

勢い勇んで出かけた今回
結果は、人里近くの山で、そんな人智未踏の山なんて無いってことを思い知らされました

っで、後日ネットで調べてみたら、結構「西山」情報ありました

しかし、縦走路に出た時の安堵感は、なんともいえなかったでした
そのあとの、落ち葉のある道をのんびり歩いた感じ、とても、感傷的に思えた
そんな、山歩きが出来たことに幸せ感じた一日でした

さっ、今度は何処の「藪こぎ」行こうかな~041.gif
by k1966k | 2010-12-03 15:43 | 山歩き